保育士試験の勉強法②

保育士試験の記事を書くにあたり、当時の資料などを引っ張り出し「あー、私頑張ってたなー」と思い出に浸っている奏(かなで)です。

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今回は保育士試験の勉強をする時につまづいてしまいそうなところの乗り越え方をご紹介したいと思います。

勉強法というのはほんとに千差万別、十人十色ですので合う合わないは必ず出てくるものなんですが、ご参考までに見ていただければ幸いです(^^)

※私が受験したのは平成25年度です。出題範囲や出題傾向など現在と異なる場合がございますので、ご了承ください。

それでは、始めましょう。

知識の整理

勉強を進めていると、似たような用語、似たような数値、混乱する時系列・・・など叫びたくなる瞬間が多々訪れます。

私もよく叫んでいました。(◎`Д´)ァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!

ある程度の流れを掴んだら大切になってくるのが知識の整理。↑の私のようにならないようにするためにもこんがらがった知識を整理整頓してみましょう。

やはり王道の方法と言えばノートにまとめることでしょうか。ノートなんてまとめなくていいという意見もありますが、覚えた知識を自分なりに簡潔に(←ここ大事!)まとめるというのはアウトプットにもなりますし、後で見返すことも出来るのでした方が良いと思いまし、私はして良かったと思っています。ノートを全てきれいにまとめなければいけなことはありませんが、自分なりに分かりやすくまとめることは必要です。ノートをまとめるのに時間をかけすぎても本末転倒ですから、大事なところだけど分かりにくい、苦手だというところに的を絞って効率的に進めるのが良いでしょう。

私は手書きよりパソコンで打ち込む方が早いので、ワードを使って項目ごとにまとめるということをしていました。その方がきれいですし、表なども作りやすかったからです。

もちろん苦手な人は手書きでOKです!自分が混乱している項目を拾って体系的に又は時系列で書き出してみる。これをするとしないとでは知識の定着率が全然違うと思います。

文だけでは分かりにくいと思いますので、実際私が作成した資料をいくつかご紹介します(*´∀`)b

グループワークの歴史まとめ

グループワークの種類と提唱者がありすぎて訳が分からなくなっていたようです。

提唱者と内容を軽くまとめてあります。ホーソン実験だけは実験名です(笑)

専門員の種類と役割

こちらは福祉系の専門員の種類と役割についてのまとめです。

今でこそ現場で働いていた経験からどなたがどんなお仕事をしてるのかが分かりますが、勉強していた当時は初めて聞く名称ばかりで、頭が混乱状態でした(´;ㅿ;`)

社会福祉の歴史

こういう歴史系はほんとに時系列が分かりにくくなりがちです。どんな流れでその法律が出来たのかを理解するためにも歴史系も時系列順に押さえておく方が良いでしょう。

このような感じで、似たような用語や歴史系、同じ項目に何人も出てくる人名など混乱を来たす部分は本当に多いです。ほぼ暗記科目であるので、叫ばずに冷静にまとめてみて下さい。

あ、あと一つ私が現役で働いていた時も役に立った資料があります。それは造形の技法をまとめたもの。幼児の製作を考えるときにはいろいろな方向からアプローチしますが、そのアプローチ方法の一つとして技法から攻めるやり方です。年齢によって使えないものもありますが、一つの技法をヒントにして簡単な方法を考えられたりもしますので、私にとってはとても重宝していました。

技法名の色が違うのは覚えにくかったものです(笑)文字列だけだと何を意味しているのが分からなかったので色分けしてパッと見て分かりやすくしています。

スクラッチとコラージュ以外はやったと思います。スクラッチもしようとしたのですが、どうもうまくいかずに断念・・・( ̄▽ ̄;)

切ったり貼ったりの製作はもちろん必要ですが、このような技法を使うと子どもの反応が全然違います!歓声が上がります(笑)子どもと一緒に楽しめるのでぜひ覚えて現場で役立ててほしいと思います♪

難所は丁寧に・・・

私が受験した時期の試験の難所(ラスボス)と言えば食と栄養でした。特に栄養と指標がややこしすぎて「推奨量と目標量は何が違うねん!」「推定平均推定量と目安量は何が違うねん!」とよく叫んでいたものです。(◎`Д´)ァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!

しかし、この数値さえ覚えてしまえば何とかなりそうだったのでとにかく栄養素の指標だけは必死で頭に叩き込もうとしていました。「え?私栄養士目指してたっけ?」っていうくらい頑張りましたよ(笑)

ここで登場したのが自作の表!表を作ってとにかく書き込みをしました。数値だけでなく合わせて覚えておきたい項目など、関連することも何でも書き込みです!何枚も印刷しておけば何回もアウトプットできます。もちろん隅々まで覚えたわけではありませんが、ここは外せない!という項目を重点的に覚えこみました。

自作の表がこちらです!

数値は5年ごとに改定されるようですし、今となっては何も覚えていませんが(笑)当時は本当に頑張りました・・・( ; ᴗ ; )

そんなに必死になって覚えていったのに、本番では緊張からか問題文を読んだ瞬間にポンっと抜けてしまったのはいい思い出。でも合格できたので覚えるに越したことはありません!「6割取れれば合格できるから~」と気楽過ぎても本番は何があるか分かりませんからね( ˙▿˙ ; )

※「この表欲しい!」という方はご自由にダウンロードしていただいて大丈夫です♪

というわけで、私の場合のラスボスは食と栄養だったのでこのように勉強を進めていったのですが、それぞれ苦手科目があると思いますので苦手科目を作らないように丁寧に進めていってほしいと思います。

流れをおさえる

これは社会的養護のお話です。

テキストで勉強し始めた時、中々覚えることが出来ず若干の苦手意識を持っていました。

用語はいろいろ出てくるし、似たような言葉が多いし・・・ということで、またしても叫びたくなってしまったのです。しかも、テキストの2周目に入った時にはそこそこ試験の日も近く割と焦っている状況でした。(((;´•ω•`;)))

そこで私がとった方法は、大まかな流れをおさえるという勉強法でした。

どういうことかと言いますと、この社会的養護というものはそもそも子ども・子育て支援の一環として厚労省が主導で行っているものを科目としているわけです。ということは、大元の厚労省がどのような考えや理念があってこの社会的養護というものを推進しているのか理解できればOKなのです。

そうと分かれば、やることは一つ!と言うことで、厚労省のHPで社会的養護の資料を読むことにしたのです。結構大量にあります(笑)本当に大量なので印刷しようかどうか躊躇するほどでしたが、合格するためにはごちゃごちゃ言っている場合ではありません!意を決して印刷し、隙間時間や試験直前に目を通しました。

この資料を読むことで社会的養護の推進に向けてどのように考え、動いているかという流れがよく分かるので、他の科目ほどやり込んでいませんでしたが問題の誤りの選択肢に惑わされることもなく無事に合格点に到達することが出来ましたよ。

私が読んだ資料→社会的養護の課題と将来像(厚生労働省のHPにとびます)

このように暗記だけではない科目については流れをつかむと言う方法も大切になってきます。

最後に・・・

いかがでしたでしょうか。

私が保育士試験の勉強をした時の体験談も交えながら、勉強方法についてお伝えしました。

初めの方にも書きましたが私が受験したのは平成25年なので、ずいぶん前の話になってしまいますが、基本的な勉強の仕方というのは月日がたってもあまり変わらないので、部分的にでも参考にしていただけたら嬉しいです(´▽`*)♪

保育士試験も本当に範囲が広いので、勉強すればするほど深みにはまり、試験日が近づいてくるほど焦ってきます。

ですが、毎日少しずつでも勉強をする習慣を身につけ、苦手科目を作らないように努力すれば結果は自ずと付いてきます。

いや、苦手科目ありましたけどね(笑)でも、苦手科目でも過去問で7~8割取れれば本番でも6割は取れます。

自分なりの効率の良い勉強法でぜひ合格を勝ち取って下さい!

そして、最後まで読んで頂いた皆さんへ応援する意味も込めまして、ここにそっと自作の解答用紙を置いておきます。ご入用の方はダウンロードしてご自由にお使いください(^^)/

解答用紙

では、また。

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