保育士を辞めてから約1年2か月、自分探しに余念がない奏(かなで)です。(長い)
奏の自己紹介はこちら。
今回は、保育士を8年間経験した中で感じた保育士をしていて良かったことをお伝えしたいと思います。現役で働いていた時はつらいと感じたことももちろんありましたが、改めて振り返ってみるとやっぱり保育士を経験して良かったし、成長させてもらったなと思います。感謝。
それと、あくまで私の主観的な意見ですのでご参考までに(^^)
それでは、始めましょう。
子どもの成長を間近で見られる。
何と言っても保育士の醍醐味、そして特権と言っても良いのではないでしょうか(´▽`*)
保育士になる方はみなさん子ども好きだと思います。もちろん私も例外なく子どもが好きです♡そんな子ども好きならば、子どもの日々の成長を見守ることに喜びを感じられるでしょう!
乳児クラスならば、昨日できなかったことが今日は出来たり、おしゃべりがどんどん上手になっていったり、遊び方に変化が見られたり。赤ちゃんならば首が座った、ずりばいした、ハイハイした・・・からはじめの一歩が出たまで、本当に毎日が成長です。特に、初めの一歩は感激ものです!保育士みんなが笑顔で拍手してくれるので、子どもも本当に嬉しそうです♪(保護者へは曖昧に伝えますが(^^;)
幼児クラスでも一緒で、はさみが上手になった、絵画が上手になったなど上達したことや自分たちで話し合って問題解決したり遊ぶ時のルールを決めたりなど社会生活に必要な力が身についてきたことを日々感じられるのは保育士冥利に尽きます(´▽`*)
「良いよ~良いよ~、育ってるよ~♪」と子どもの育ちを喜ぶと同時に、自分の子どもたちへの接し方についても見直す機会にもなりますね!
人前で話すことに慣れる
あがり症&緊張しい&人見知りというコミュ障気質全開のわたくし奏でございますが、人前で話すことに割と慣れました(笑)
主担任をしていると、改まって子どもの前で話すという機会が当然のように毎日ありますし、子どもと言えども大人数のまっすぐで素直な瞳で見つめられるとそれはそれで緊張したりもします(;´∀`)
初めは「何しゃべろう・・・」「めっちゃこっち見てる」など焦りや緊張することも多かったですが、年数を重ねるにつれ、慣れていきました。幼児クラスの担任になると子どもに伝えたいことも多く、むしろ話が長くなることも・・・(笑)子どもに話すときには「短く簡潔に分かりやすく」が原則ですが、話しているうちに熱が入っちゃって終わりの会で熱弁することも何回もありました(^^;
プライベートでは人見知り全開ですが、気が付けば仕事モードになると相手が大人であっても人前で話すということにまぁ多少の緊張はするものの、以前ほどのコミュ障を発揮することもなく普通程度には話せるようになっていました!
これは思わぬ副産物でしたね。克服したコツと言われると中々難しいですが、自分の中で話したいことが明確だとそんなに困ることもないのかなと思います(^^)
効率よく動けるようになる
保育士の仕事は毎日毎日本当に忙しいです。業務内容も多岐に渡りぼーっとできるのはトイレの時間くらい(笑)ですから、一人ひとりが効率的に動かないと時間がどんどん押してしまい、他の業務に支障が出てしまうのです。
私は元来のんびりした性格で物事の際にならないとエンジンがかかりません(´▽`*)その上、基本動作が遅く、それはまるでナマケモノのようです(笑)
そんな私が保育士になった頃、もうそれは大変な思いをしたのはお分かりいただけると思います。次々に飛んでくる指示に動作が追い付かず「まだ?」という先輩保育士の恐ろしい言葉( ° ω ° ; )
1日働き終わった頃には帰るのも億劫なくらい疲れ果て、働き始めて半年くらいは起床後、体のむくみがひど過ぎて歩くのが痛いくらいでした。
そんな私・奏でしたが、先輩保育士の動きを日々見て、真似てを繰り返すうちにどうにかこうにか動き方も分かってきて、子どもたちや先輩保育士を待たせることもだんだん無くなってきました。更に、動き方が分かってくると次の流れを考えながら「先にこっちをした方が良いな」とか、「あれをするから準備しておこう」「〇〇先生がこれをしてくれるから私はこれをしておこう」などの思考が育ち、仕事に対しての優先順位を付けどんどん効率的に動けるようになりました。
本当に日々忙しい職場だからこそ「効率よく」が求められ、自分なりに考え続けた結果だと思います。あまりにも「効率よく」を求めすぎて、荷物をテトリスのように積み上げて如何に一回で持っていけるかというスリリングな挑戦をすることもありましたが、まぁ、そういう時は大体崩れ落ちてしまうのであまりにも荷物が多い時は諦めて分けて持っていくことをお勧めします(笑)
自分で考えて改善方法を見つける
先ほどの効率よく動くということにも繋がってきますが、それだけではなく日々の業務に対して振り返りをし「こうすれば良かったな」「あれをしてみよう」と考えて改善する思考が身についたと思います。要はPDCAというやつですね。と言いながら、私の場合は様子を見てやってみてダメだったら他の方法を考えるという考え方なので厳密なPDCAとは違いますが・・・(笑)
もともと何となくそんな考え方を持っていたような気もしますが、保育士という仕事をしてみて明確にそれを意識して動いていたと思います。
特に、保育業務は計画に始まり、実行、評価、改善を経てまた計画を立て・・・の無限ループですから考えざるを得ないというところはあります。だからこそ身につくこの思考力。
保育業務でなくてもこの考え方って日常生活や人間関係など、あらゆるところで役に立ちます。今は別の仕事をしている奏ですがもちろん役に立っていますよ!
最後に。
いかがでしたか?
今回は保育士をしていて良かったこと4つをお伝えしました。
日々の業務をこなしているとなかなか気づかないことですが、退職してゆっくり自分の保育士時代を思い返すとこんなにも良かったことがあったんだなぁと改めて感じました。
まだお伝えしきれていないこともあるので「その2」を楽しみにしていただけると嬉しいです♪
では、また。
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